南米のガイアナ共和国にあるコロナの滝の下流で捕獲したバンパイア・フィッシュを持つホーガン氏。パラヤ(Hydrolycus scomberoides)の別名を持つこのアマゾンの捕食者は、ピラニアなどの魚を長い牙で突き刺して食べる。(PHOTOGRAPH BY ERIN BUXTON, NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELS) ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーとして活躍する生物学者ゼブ・ホーガン氏は、数10年前から世界の巨大魚を求めて旅を続けている。ダム、乱獲、鉱山など、人間による脅威が生態系に被害を与えるリスクが高く、かつ、まだあまり調べられていない川が探査の対象だ。 「一刻も早く巨大魚の調査と保護をしなければなりません」と言うホーガン氏によると、世界の巨大淡水魚の70%以上が絶滅の危機に瀕しているという。体長7m、体重450kgにもなる世界最大の淡水魚、揚子
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