庭園内の「御殿」にある襖絵には,瞳目させられ忘れがたい。 「御殿」は、明治23年から数年による建造。池庭を俯瞰するかのような高い床。そして低い水面。 水面から4〜5Mはあると思われる、かなり高い縁台だ! 御殿に続く玄関広間の見事な波涛図に驚く。2008年秋の建物内見学会に参加して撮影 襖絵は、すべて波涛図。胡粉の白のみで描かれた波涛は、めずらしいのではないのかなと! 筆力や吹き付けもなかなか素晴らしい。保存状態は最悪で、画家の名は、残念ながら不明とのこと。 署名と落款を見つけましたが、私には判読できない。 現在、建物など本格的な修復中で、この波涛図がどのようになるか気になる。 庭の路地で目をとめた、進入遠慮下さいの標識と思われるミニ竹垣。(2008年秋・撮影) 茶庭の関守石(せきもりいし) ほど、つよい結界を示していないのかな!
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