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2014年10月17日のブックマーク (3件)

  • Richard Tuttle Installation at Turbine Hall, Tate Modern, London

  • 「美術と印刷物 1960-1970年代を中心に」展:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    菱田春草の回顧展で賑わう国立近代美術館、常設展示の一隅で極めて興味深い企画展が開かれている。美術と印刷物というタイトルの下で展示されているのは、通常想像されるような、芸術家の手になる豪華や挿絵の類ではなく、近代美術館や国立新美術館が、他の機関から寄贈されたり、調査研究のために収集した資料、具体的には書籍、雑誌、新聞、カタログ、パンフレット、ポスター、チラシ、カードといった印刷媒体である。それらを通して60年代から70年代にかけての美術の実践における変容と、そこにおいてそうした媒体の果たした役割を検証しようというのがこの企画の趣旨だ。 6月から開催され、4期にわたって入れ替えを行なってきた展示を通観できるような図録が刊行されなかったのは残念至極。とはいえ、展示に添えられた解説文などにより、企画の寄って立つところは明確にされている。まず第一に、60年代以降の芸術家は、完成された物質として

    kachifu
    kachifu 2014/10/17
  • 末永史尚「ミュージアムピース」:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2014/08/01~2014/09/28 愛知県美術館[愛知県] アーティストと学芸員が協同してつくっていく「APMoAプロジェクト・アーチ」の第11弾。壁に絵画が10点ほど展示されている。が、画面の周縁に額縁が描かれてるだけで、内部はモノクロームに塗り込められている。つまり「絵」のない絵。これらは愛知県美術館のコレクションから選んだ絵画を原寸大で(額縁または表装だけ)模写したもの。模写といっても精密ではなく、かなり大ざっぱだが。その脇にはこれも色面だけの小さなプレートがついている。テーブルにはストライプ模様の立体が置いてあるが、これはカタログの束を表わしているらしい。ほかにも作品を運ぶ段ボール箱、スポットライトなども手づくり感たっぷりに再現されている。これはおもしろい。絵画そのものではなくその周囲にあるものをクローズアップすることで、逆に絵画の質を浮かび上がらせようとする試みと

    末永史尚「ミュージアムピース」:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape