3月29日に開催された内閣府の知的財産戦略本部の第16回会合において、マンガ家の里中満智子本部員がweb「日本マンガ資料館」設立計画の構想を明らかにした。 里中満智子氏はこの3月に、有識者代表として知的財産戦略本部の本部員に新たに任命されている。今回は専門家からの意見として、2008年に開催予定の「マンガサミットの運営」とweb「日本マンガ資料館」設立計画について提案を行なった。 このうちweb「日本マンガ資料館」設立計画は、インターネット上に展開するマンガの資料館や博物館、データーベースなどの機能を統合したものを想定している。 サイト内には、作者/タイトル/ジャンルごとの資料のほかマンガ雑誌・出版物の情報、学術資料が含まれている。このほか有料での作品の提供や関連サイトのリンクなどが考えられている。 web「日本マンガ資料館」の構想は、日本マンガの資料の散逸を防ぐことを目的としている。
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