香港にあるポテトチップスなどを作る工場でフランスから輸入された大量のジャガイモに混じって、茶色く土がついた手りゅう弾が見つかり、警察の爆弾処理班が出動する事態となりました。 従業員が機械で材料のジャガイモを選別する作業を行っていた際に丸い金属を見つけ、警察に届けました。 これを受けて、2日朝、警察の爆弾処理班が出動し、この金属が手りゅう弾だと確認したうえで処理を行い、けが人や建物への被害はありませんでした。 警察によりますと、見つかった手りゅう弾は第1次世界大戦中にドイツが製造したものとみられ、フランスから香港に輸入された大量のジャガイモに混じっていたということです。 重さは1キロほどありますが、大きさは直径8センチで、茶色く土がついていたということです。警察はジャガイモに手りゅう弾が混じった経緯などを調べることにしています。
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