春日部市の市立豊春中学校の男性教諭(53)が昨年、共産党機関紙「赤旗」のコピーを教室で配布した問題で、上田清司知事は6日の定例会見で「学校現場での配布は言語道断で、非常識だ」と批判した。 上田知事は政治教育について「教師の主観が全くないわけではなく、力が入ってしまうかもしれない」とした上で、「各党の考えなどに多様性があることを教えてほしい。社会現象で絶対的な正義は難しいが、大多数が考える正義を実現しようというふうに教えてほしい」と要望。「教師も教え方を学ばなければならない」と強調した。
衆院本会議の代表質問で、民主党の岡田克也代表の質問に答える安倍晋三首相=6日午後、国会・衆院本会議場(斎藤良雄撮影) 安倍晋三首相は6日の衆院本会議で、民主党の岡田克也代表が平成27年度補正予算案を「バラマキ」「選挙対策」などと批判したことに対し、「バラマキには当たらない。選挙対策というのは全く的はずれだ」と反論した。 岡田氏は補正予算案に盛り込まれた低所得の高齢者1人につき一律3万円を配る臨時給付金を「国民の税金を使ったバラマキの選挙対策だ」と発言した。 これに対し首相は、平成26年に当時の民主党の海江田万里代表が党首討論で同種の給付金を「財源を見つけて行うべきだ」と発言していたと主張し、「天に向かってつばどころか、天に対してブーメランを投げているようなものだ」とこきおろした。
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