すべてのバッグに共通して言えることとしては、『重いものは体に近い方に』『軽いものは上部に』が基本である。重い荷物が体に遠い所にあったり、上部にあると、重心は安定しないし、軽いものは当然潰れる。旅行でいう重いものとは何だろうか。それは多くの場合、”液体”と”電子機器”である。具体的には、行動中の水分やお土産で買ったアルコールの瓶がそれだ。こうしたものは移送中に割れる危険性もあるため、タオルや衣類などで包み、落としても他の荷物と直接触れることがないようにしてしまっておきたい。パソコンなどの電子や、化粧品、食器、工芸品などの割れ物などもバッグ内の安全性の高い場所(バッグの中心、フレームなどバッグの硬い箇所の近く)に入れるようなパッキングを心掛けたい。バックパック派はこれにくわえて、左右の重量バランスも気にしてパッキングしたい。(片寄ったザックで1日歩くと、翌日体の右側だけ筋肉痛、なんて悲劇も起こ