沖縄観光、細る客足 年末年始は前年比5%前後の減少に2009年1月3日印刷ソーシャルブックマーク 好調だった沖縄観光にかげりが見え始めている。不景気で「近場志向」が強まる中、県によると08年11月の観光客数が前年を下回ったのに続き、この年末年始も前年を1万〜2万人下回る見通しだ。観光は沖縄の主要産業。退潮傾向が続けば、県経済全体に影響が出かねない。県も危機感を募らせている。 県観光商工部によると、08年に沖縄を訪れた観光客は11月末現在で約558万人。前年同期を約18万人上回っており、年間でも過去最多を更新するのは確実だ。 だが、11月に関しては48万5500人で対前年比800人の減。12月も前年を下回る見通しという。航空各社の予約状況をもとにした推計では、年末年始も前年の約37万人から5%前後の減少が見込まれている。県は「2月までは厳しい状況が続く」とみている。 航空会社の役員は「旅行を