在沖米軍 社会・くらし 米軍関係者の飲酒運転摘発は今年21件で、那覇署管内の逮捕が多い 上司や憲兵隊の監視の目が届かず、円安もあって那覇が人気に 弁護士は米軍の教育には期待できず、夜間外出禁止令再検討を要求 那覇市内で酒気帯び運転など米兵の逮捕が相次いでいる。那覇署の捜査関係者からは「異常事態」との声も上がる。なぜ「基地の街」ではない那覇で、米兵による事件が相次ぐのか。深夜から未明にかけ、市内の飲食店を巡った。 5日午前3時、国際通りの一角にあるクラブ。米兵たちが、鳴り響く重低音に身を任せてはしゃいでいた。巨大ポスターがなびくほど大音量の曲が流れる店内。週初めの2日はまばらだった客も、週末5日はあふれんばかりだ。 男性客のほとんどは外国人。日本人女性を囲みビールやカクテルを手に踊っていた。店の入り口付近でたむろする外国人男性の姿もあった。 クラブ付近には数台のYナンバー車両も。ふ