昨年12月、米音楽大手ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)の、米シンガー・ソングライター、ボブ・ディランの全楽曲の音楽著作権取得のニュースは、国内外で大きく報じられた。これまで60年のキャリアの中で手がけた楽曲は600曲を超え、買収価格は明らかにされていないが、数億ドル(数百億円)に上るのではないかと言われている。UMGがプレスリリースで「今世紀で最も重要な音楽出版契約で、史上最も重要なものの1つ」とした今回の契約は、どういう意味を持ち、今後どのような影響を及ぼしていくのだろうか。 【写真】その他の写真を見る ■音楽出版は安定した収入を得られる優良な投資案件 「時代の代弁者」「ロックの詩人」と呼ばれ、世界中のミュージシャンに多大な影響を与え、2016年に歌手として初めてノーベル文学賞にも選ばれた音楽界の生きるレジェンド、ボブ・ディラン。その全楽曲の音楽著作権の推定買収額は、果たし
俳優の高橋一生が主演するNHK総合/BS4Kのドラマ『岸辺露伴は動かない』(28日から3夜連続 後10:00)。荒木飛呂彦氏の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』からスピンオフした傑作漫画を初めて映像化する。脚本は、原作の“完全再現”で熱烈なファンからも高評価を得ているアニメ版のシリーズ構成を手掛けた、小林靖子氏が担当。実写版《岸辺露伴》はどのように生まれたのか。執筆秘話を明かした。 NHKで実写ドラマ化される『岸辺露伴は動かない』の脚本を担当した自称“脚本士”の小林靖子氏=12月28日から総合/BS4Kで3夜連続で放送 (C)ORICON NewS inc. 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る 『岸辺露伴は動かない』の主人公は、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』(第4部)に登場する漫画家・岸辺露伴。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、書き込んで指示を与える
演劇・ライブハウス/クラブ・映画の各団体からなる「#WeNeedCulture」による緊急国会要請記者会見が14日、東京・千代田区の衆議院第一議員会館の多目的ホールで行われた。 【写真】その他の写真を見る 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、文化庁は補正予算で560億円の継続支援用の補助金を確保。「文化芸術活動の継続支援事業」を募集し、3次募集の申請が先月で締め切られたが、申請状況は見込みを大きく下回っている。その理由として、自己資金が必要な活動を支援する「補助金」であること、申請システムの煩雑さ、会場費や人件費は認められない、など申請が難しく、支援が届かない制度と現場の実態の乖離などが挙げられた。 そこで、演劇・ライブハウス/クラブ・映画の三者は、現場の声を改めて文化庁に伝え、継続支援施策を緊急性をもって包括的に支援する仕組みに少しでも近づけてもらうべく、要望書を提出。今後の支援方法につ
スタジオジブリが今月18日より、公式サイトで自社作品の場面写真を「常識の範囲でご自由にお使いください」(鈴木敏夫プロデューサー)と無償提供をはじめた。デジタル社会における著作権問題にも一石を投じる、興味深い試み。突然、なぜ、そんなことを? その背景には「著作権の使い方を間違えると作品が消えてしまう」という危機感があった。 【写真】その他の写真を見る 現在、『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』の8作品、合計400枚が自由にダウンロードできる。著作権法では、個人のホームページやブログ、SNSに、他人の著作物を許可なく掲載することを禁じているが、今回、ジブリが提供する画像については自由に利用できるというわけ。 実は、TOKYO FMほかで放送中の『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日曜 後
「経営者のみなさまへ、通勤をがんばらせることは、必要ですか?」――日本中が先の見えない新型コロナウイルスの不安に包まれる中、そんな問いかけで始まるサイボウズのテレビCMが大きな話題を呼んでいる。「がんばるな、ニッポン。」という印象的なフレーズで締めくくられるこのCMには、「通勤でつらい思いをしている人に寄り添っている」という賞賛の声があがる一方で、「『がんばるな』というフレーズにはモヤモヤする」「ACのCMかと思った」など、賛否両論の意見が寄せられているのだ。「がんばるな、ニッポン。」の真意は? 同CMに込められた彼らの想いとは? 社内で企画を担当した、サイボウズ株式会社ビジネスマーケティング本部プロダクトブランディングチームの吉原さん、熱田さんおふたりに話を聞いた。 じわじわ醸成され始めた「がんばらなくてもいい」空気感 ――ユニークで印象的なCMですが、どのような経緯で制作されたのでしょ
舞台の公式サイトでは7日、キャストのTAKUYAが陽性と診断されたことを報告し、9日には、6月30日昼公演と、7月4日の昼夜2公演を鑑賞した観客も感染したことを発表していた。 10日には、保健所より全キャスト及び全スタッフが濃厚接触者と指定され、自宅待機の指示があったことを明かし、「現時点で、2020年6月30日から2020年7月5日に公演されました舞台『THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』において、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されました出演者とスタッフは合わせて12名となっております」と報告。 続けて「現時点において、感染経路については明確になってはおりませんが、舞台をご覧になっていただきました方々の中に、発熱等の症状がある方がいらっしゃいましたら、速やかに、お近くの保健所、帰国者・接触者相談センターにご相談くださいますようお願いいたします」と呼びかけた。 併せて
シンガー・ソングライターの山下達郎(67)が12日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM『サンデー・ソングブック』(毎週日曜 後2:00)に出演。新型コロナウイルスの影響により、番組開始から28年目にして初の完全テレワークで自宅から放送を行った。 冒頭では4分弱にわたり、コロナ禍で混迷する社会に対して冷静な言動を訴える一幕も。「こうした現状から生まれる数々の不条理への戸惑いや鬱憤、いら立ちを抑えきれず、ある人はそれをネットに噴出させ、ある人はメディアを使ってぶちまけています。そうしたい気持ちは痛いほどわかります。私だって怒鳴りまくりたい衝動があります」と前置きしつつ、「でも、そんなことをしてもウイルスがなくなるわけではありません。毎日メディアで細部をつついては批判と罵倒に明け暮れている、そういうものが人びとの不安をどれほど煽っているか。なぜもっと寛容な、建設的な言動がとれないのか、不思
SNSでバトンについて言及した(左から)秋元才加、池田美優 (C)ORICON NewS inc. 新型コロナウイルスの影響による外出自粛を受け、芸人たちの「ギャグつなぎ」はじめ、ミュージシャンの「うたつなぎ」など、SNS上で多数のタレントやアーティストなどがコラボレーションしている。一般ユーザーの間でも自己紹介を繋いだりと“バトン企画”が話題になっているのだが、一方で元AKBの秋元才加などは「最近よく見かけるリレーとかバトンを私に回すのを遠慮して頂けると有り難いです」と投稿。それに共感の声も多数挙がるなど、多くのユーザーの“バトン疲れ”が浮き彫りとなった。人との接触の8割減を目指す社会のなかで、SNS上のコミュニケーションが有用な“生活必需品”になる一方、同調圧力や義務感による精神的負担もあるなど、本来持つはずの“エンタメ”の側面からやや逸脱しつつあるようだ。 アーティスト同士の夢のコラ
日本俳優連合(西田敏行理事長)が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、俳優・声優へ現在の仕事状況や収入に関する実態調査アンケートを公開した。 「俳優・声優の新型コロナウイルス感染症に係る公的支援の手続きに関する実態調査アンケート」と題して、4月14日から19日までのアンケートで得た1020人の回答を公開。4月の収入については「無収入」が27.6%、「50%以下」が34.4%、「75%くらい」が9.3%、「変わらない」が8%、「わからない」が20.9%と、半数以上、収入が減っていた。 映画の公開延期やアニメの放送延期など、俳優&声優が活躍する場に影響が出ているが、4月に入って先々の新しい仕事依頼については「まったくない」が69.1%、「減っている」が29.1%、「増えている」が1.9%と、今後の見通しが立たない状況であることがわかった。 フリーランスの俳優や声優も対象にした「公的支援」(融資・
アニメ『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役、『ケロロ軍曹』『スクールランブル』などのナレーターを務めた、声優の藤原啓治さんが4月12日に死去した。55歳だった。16日に藤原さんが代表取締役を務める「AIR AGENCY」の公式サイトで訃報が伝えられた。 サイトでは「弊社代表取締役及び所属声優である藤原啓治が癌のためかねてより闘病中のところ令和2年4月12日満55歳で逝去いたしました」と報告。「ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに 謹んでお知らせ申し上げます」とし「尚 通夜及び告別式につきましては親族のみにて執り行われました。誠に勝手ながらご香典ご供花の儀はご辞退申し上げます」と記した。 藤原さんは1964年10月5日生まれ、東京都出身。アニメから海外映画・ドラマの吹き替えまで幅広くこなし、青年役から老人役までさまざまな役を務めてきた。代表作は『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役、『鋼の
赤江アナは、実際に家族に感染者が出た立場として、自身と家族の状況などを踏まえて感じたことや考え方を、長文のレポートにまとめた。リスナーが自分と同じ立場になった場合に準備しておくべきことなど、重要な情報も多く含まれていたため、コメント全文を紹介する。 ●赤江珠緒アナからの報告(一部要約) たまむすびリスナーのみなさまへ こんにちは、いかがお過ごしですか。赤江珠緒です。今週月曜日から出社できず、ご心配おかけしております。その間、たくさんのメッセージありがとうございました。心から御礼申し上げます。 PCR検査の結果が出ましたので、ご報告させていただきます。我が家の状況は夫が陽性で感染していました。11日土曜日から発症し、現在は熱が上がったり下がったりという状態です。夫の症状が出てから、検索結果が出るまで、しばらく自宅で過ごしておりましたので、私と娘も検査してもらえるよう、現在も自宅で待機しており
歴代の「仮面ライダー」シリーズや「スーパー戦隊」シリーズ、「ウルトラマン」シリーズに出演している俳優たちの間で『#ヒーローが子供達を元気にする』というメッセージが送られている。 政府が緊急事態宣言を発令した4月7日、『仮面ライダー電王』で仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗役で出演した俳優の中村優一が声掛け人となり発信。ツイッターを中心に広がりを見せている。以下、一部をご紹介。【2020.4/10更新】 『仮面ライダー電王』仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗役・中村優一が声かけ 「さいしょにいっておく」 子どもたちへ。 さいしょにいっておく、 おれはかーなーりつよい。 デネブいくぞ。 おれたちがみんなをまもる。 桜井侑斗より#ヒーローが子供達を元気にする#仮面ライダーゼロノス ※ヒーローの皆様にどうか繋がりますように。 pic.twitter.com/awzTbt5QFT ? 中村優一 (@NvKk
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