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ブックマーク / www.city.fuchu.tokyo.jp (2)

  • 浅野竹二の木版世界

    《南円堂雨》1938年  当館蔵 「生きるとは、楽しむことである。それには自由でなければならない。」と浅野竹二の版画の世界が我々に語りかけてきます。 京都生まれで今から約20年前に京都に没した浅野竹二(1900-1999)は、はじめ日画家を志し、やがて木版画家に転向、明朗で光にあふれた独特の全国名所絵で知られるところとなりました。大阪、京都、東京など、温かみのある多色(たしょく)木版画の全国名所絵シリーズをご覧いただくと、ちょっとした全国漫遊、楽しい小旅行気分を味わえることでしょう。 そして自分で描き、彫り、摺る創作木版画を好むようになり、浅野の作品世界は大きく変化します。版木の中に誰も見たことのないような柔らかく、穏やかで、ぽかぽかとした春の日差しのような世界を作り出していきました。 《唄う女》1968年 当館蔵 昭和35年、アメリカの社会派の画家ベン・シャーンは、独特の石版画(せきば

    浅野竹二の木版世界
  • かわいい江戸絵画 府中市美術館 府中市ホームページ

    絵画史上、「かわいらしさ」が作品の重要なポイントとして打ち出されるようになったのは、およそ江戸時代のことではないでしょうか。円山応挙は、地面を転がるように駆け回る子犬たちの絵を確立し、歌川国芳(うたがわくによし)は、愛らしくもややこしいの魅力を引き出しました。禅僧仙がいは、難解な禅の教えを、思わずほほ笑んでしまうような子供や動物の姿に託しています。また、かわいらしい題材を描いたものだけではなく、たとえば、文人画の山水や人物にも、見る者の心を和やかにしてくれるものがあります。はかないもの、頼りないものへの共感や愛惜が、あえて素朴に描かれた線や形そのものに対して湧き上がるのかもしれません。 はかないものや可憐なものに寄せる思いや慈しむ気持ち、あるいはユーモラスに感じることなど、私たちが「かわいい」という言葉で表すことのできる感情は、実にさまざまです。江戸時代の人々は、そんな豊かな心の動

    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2013/03/17
    仙がいさん! これは見たいわぁ
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