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ブックマーク / www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~tsubota (1)

  • 土俵を追われた朝青龍 -取り口編ー

    朝青龍は左四つでも右四つでも取りはした。しかし組むならば左を差すのが基であり、下手を取るにしても差し手を返すにしても、左を基軸にして右から攻めるのを中心とした。 そのためか、左肘はすでに三役に上がる頃からときどき疼いてはいたようで、特に19年以降はその不調が顕在化し、17年後半からの足腰の崩れと相俟って相手を捕まえ切れなくなることが増えた。 ともあれ、左から入って右を浅く取るのが良く、横綱中期まではがっぷりを望まない傾向があったので、左四つ右上手というよりは、左を差して半身気味になり、頭をつけて右から絞る取り口を持ち、後年になっても時にこれを使った。 立つなり両差しになることも多々あり、巻き替えもあれば相手の差し手を絞り出すこともある。右差しは時として棒差しになる傾向があったが、盛りの頃の両差しは差し身がかなり良く、そのまま一気に突っ走ってもいた。 横綱晩期、体重が150kgくらいになる

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