「生オケかCDか」という話をすると必ず出る話。オーケストラの音ミス問題。何となく裏の裏的な話だし、書こうかどうかかなり迷ったけど生オケの話をする限りたぶん避けられないので思い切って書いてみようと思う。このシリーズの最後の話だ。 今までこのテーマはいろんなところで度々耳にしてきた。楽器だけに限らず我々指揮にも「振り間違え」というミスもある。最初に結論から言うと「ミスしない方がいい」に決まっている。高いチケット代(ホントにお客様には感謝しかありません)。その何パーがオケに支払われるか言うのはやめるが、お金を払ってるのに音が外れるのなんか聞きたくないっ!というのはその通りだ。でも「中学生でもはずさない音をはずしてる」というのは少々言い過ぎかも。中学生のオケやバンドでミュージカルをひと舞台分演奏したらおそらく最後には音すら出なくなるだろう。 ミスをしない人は世の中にいない。あのイチローですら最高打