㈱矢野経済研究所(水越孝代表取締役社長)は3月27日、パチンコホール経営企業・店舗に関する調査結果をまとめた「パチンコ経営企業総覧 2018(東日本版)・(西日本版)」を発刊したと発表した。 調査結果の概要によると、2017年12月末のホール経営企業数は前年同期比177社減少の3,244社。1店舗経営などの小規模のホール経営企業の撤退や倒産を主な要因に挙げた。また、資本や経営者などで関連する企業グループ単位では、同比150グループ減少の2,450グループとなっている。全国ホール数は10,258店舗で同比420店舗の減少。直近の5年で1,280店舗が減少したことになる。 2017年の新規出店数は、2016年より9店舗減の162店舗。2年連続で200店舗を下回る低水準となった。同書では、ホール経営の事業環境がより厳しくなることが予想される中、ホール経営企業のM&A件数がさらに増加していくと見通