真夜中の大空襲「昼間のよう」 激化一途、生き延びられるか…―侵攻7日目ハリコフ 2022年03月03日07時18分 ロシア軍の空襲を受けたウクライナのハリコフ市街地=2日(AFP時事) ロシア軍による全面侵攻から2日で7日目を迎えたウクライナ。頑強な抵抗を受けるロシア側の爆撃は、無差別攻撃の様相を呈している。北東部にあるウクライナ第2の都市ハリコフは、前日深夜からかつてない規模の空襲に見舞われた。「朝を迎えられるか」。無数の閃光(せんこう)が闇を照らし、地下シェルターの天井が揺らいだ。 ロシア軍の作戦激化 撤退見通せず、難民87万人超―ウクライナ侵攻 「恐ろしい空襲だ。外は昼間のように明るい」。現地時間1日午後11時20分ごろ、侵攻間もない時期から現地の様子を伝えてくれる大学生ドミトリーさん(19)から急きょメッセージが届いた。「朝まで生き延びられるといいが。一般市民に爆撃を行っている」。