2016年4月24日のブックマーク (2件)

  • 川内原発をめぐって

    川内原発を止めない理由を政府は今のところ、規制基準を越える状況にないからと説明しているが、ここで地震に耐えた実績を残せればこれ以後の再稼働、原発依存体制への復帰が相当にたやすくなることを意識していないとはいえまい。 反原発派の方も、川内だけでなく、今後の展開も視野にいれてそれを許すことができない。だからあらゆる手段を使って川内原発を止めろと連呼する。 それは「象徴の戦い」だ。原発推進側にとって現在の川内原発は原発の安全性、必要性を象徴する存在となっており、反原発派にとってはその真逆であることはいうまでもない(。その意味で両者の言論的性格は実は似ている)。なぜ止めないのかを主張する側は、地元首長の人格を攻撃し、活断層の位置を恣意的に読み返し、マスゴミと政府の結託を類推する陰謀論めいた議論まで動員して関心をひきつけようと必死にもがく。政府はこうして反原発が行き過ぎて自滅するのを待つかのようにこ

    川内原発をめぐって
    kaerucircus
    kaerucircus 2016/04/24
    原発問題は、総じてコストにきちんと落とした方が良いと思うけどね。
  • この国は、もう子どもを育てる気がないのか

    平田:今回上梓した『下り坂をそろそろと下る』の校了作業をしているとき、子育て中のお母さんが書いた「保育園落ちた」という匿名のブログが大きな話題を呼びました。私の主宰する劇団にも小さい子どもを持つ俳優がたくさんいますが、あのブログは子育て世代の切羽詰まった真実の叫びだと思います。 藤田:私にも子どもがいるのですが、認可施設には入れなくて、しばらく無認可の保育園に入れていましたから、「保育園は落ちるのが当たり前」という感覚でした。でも、あのブログを読んで改めて思ったのは、保育園に落ちることは決して当たり前じゃないし、むしろおかしいということ。多くの子育て世代がそのことに気付いたからこそ、あれだけ大きな議論になったのでしょう。 政府の反応は極めて鈍い 平田:それだけ切実な問題にもかかわらず、政府の反応は極めて鈍いですね。安倍首相は、待機児童の解消について問われた国会答弁で、「保育所」のことを「保

    この国は、もう子どもを育てる気がないのか