久々に両者のブログの間でキャッチボールが成立した。 ポール君 グレッグ君がまた上位0.1%擁護論説を書いたけど、ちょっと驚くべきものだね。ただ、その驚くべき本筋に入る前に、グレッグ君が冒頭で挙げた映画俳優について一言。確かに、一握りのスターが大金を稼いでいるけど、こちらの論文で示されているように、それは全体から見ればほんの一部分に過ぎない。所得分布の上位層の圧倒的多数は、何かしらの役員が占めている――企業、金融、不動産、そしてペリー・メイスンよりは間違いなく企業タイプの弁護士。そして、メディアを賑わせているトップスターたちでさえ、ここでは主役ではない。収入トップ40のヘッジファンドマネージャーやトレーダーは、2012年に平均して一人当たり4億ドル以上稼いでいる。 ということで、グレッグ君の論説の驚くべき部分。グレッグ君は米国の格差に金融関係者の富が果たしている大きな役割を引き合いに出した際