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2010年8月14日のブックマーク (2件)

  • アルピニスト・野口健のブログ : 正論8月号 野口健手記「英霊に愧じぬ遺骨収集の道を求めて」 - ライブドアブログ

    正論8月号に野口健の手記が掲載されました。以下、全文です。 「英霊に愧じぬ遺骨収集の道を求めて」 アルピニスト野口健 なぜ、遺骨収集を始めたのか 「生きていて申し訳ない」―。 かつて祖父が、幼かった私に繰り返し語った言葉だ。祖父は職業軍人であり、ビルマ作戦に参謀として加わっていた。終戦により捕虜となり生還を果たしたが、その心は、ビルマに眠る兵士のもとに残しているかのようだった。 「おじいちゃんは生きて帰ってきたけれど、部下の大半が死んでしまった。ほとんどが餓死か病死だった。イギリス軍に追われてね。ジャングルの中を料もなくひたすら逃げるんだ。まともにべていないから体力のない兵士は歩けなくなる。最後は自決用の手榴弾を渡さなければならなくて…。自分の兵士を死なさなければならない。それが一番辛かった」 「洞窟の中に潜んでいた時、兵士の一人がシクシクと泣いているんだ。『どうしたんだ』と聞くと、彼

  • 「インセプション」されたのは誰か - 最終防衛ライン3

    メメントもお勧めですよ ダークナイトの監督だから見に行こうと思っていたら、id:y2k000さんからメメントの監督と同じであることを聞き絶対に観に行くと決意した。メメントの次の作品であるインソムニアがちょっとがっかりだったので、監督名が記憶に残らなかったっぽいです。 メメントは2000年に公開された記憶障害の男の物語。公開当時は「逆回しの映画」なんてコピーで宣伝されていました。ストーリーは複雑ではないのですが、逆回しのように物語の時制がぐちゃぐちゃなため、観客は混乱させられます。難解ではなく難読な映画で、観客の混乱と主人公の記憶障害がシンクロしている。低予算ながら、編集の妙が冴える映画です。 インセプションもメメントと似たようなテイストの映画だなと感じました。インセプションの構想は9年なので、2000年公開のメメントと同じ時期に考えついた「アイデア」かもしれず、双子のような作品と言えるかも

    「インセプション」されたのは誰か - 最終防衛ライン3