同じ釜の飯を食い、仲間を信頼し、厳しい訓練を乗り越え人の命を助ける−。そんなプロとしての心身を育てるはずの消防学校で、あってはならない事件が起きた。和歌山県消防学校で、初任科生の男性消防士(19)にアイロンを押し当てやけどを負わせたとして、和歌山東署は7月18日、傷害容疑で同県橋本市消防本部の元消防士、森田大翔容疑者(21)を逮捕した。学校のその後の調査で、いじめは複数人が関わり、常態的に行われていたことが判明。悪質な行為の数々に、学校の管理態勢が問われている。(秋山紀浩) ■殴る蹴るの悪質行為 森田容疑者は7月10日午後6時45分ごろ、学生寮の部屋で熱したアイロンを手に持って男性消防士にスチームを吹きかけ、さらに逃げ出した男性消防士を追いかけ、右肩にアイロンを押し当て8日間のやけどを負わせたとして逮捕された。 学校によると、森田容疑者は今年4月に同消防本部に採用され、消防学校に入学
![壮絶いじめ、これが「消防学校」の実態とは…卑劣なファイヤーマンたち (産経新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38d232edc4a1612ae32397ba6f8683546b8a80af/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggu01WQgP6Jj529.UcyVPQPw---x200-y142-q90%2Famd%2F20140811-00000512-san-000-1-view.jpg)