2019年9月、さいたま市の教職員用集合住宅で、小学校4年生の男の子が遺体で見つかるという痛ましい事件がありました。犯人が男の子の"義父"であることが判明すると、日本中が驚きの声に包まれました。 また、2018年3月には、東京都目黒区で、当時5歳だった女の子が壮絶な虐待の果てに死亡するという事件も起こりました。事件のあまりの残虐さに、目を覆いたくなった方も多いかと思います。この事件の犯人もまた、女の子の"義理の父親"でした。 度重なる義父の虐待事件を受け、今回、実際に血のつながらない子どもを育てている7人の義父が集まり、「義父と加害」という非常に語りづらい問題について、真剣に話し合いました。 本記事は、義父たちの当日の対話の内容を伝えるためのレポート記事です。 義父たちは何を想い、何を語ったのか。一人でも多くの人に、当事者の声が届いて欲しいと願っています。 被虐待経験者の方に向けた注意書き