最低2人が高濃度(約44億ベクレル/L)の洗浄廃液を浴びた事件について、東京電力は11月16日の定例会見(動画はやがてリンク切れする)後半で、いくつも新たな説明を加えてきた。資料は以下2種類。 ■福島第一原子力発電所における身体汚染発生に関する調査結果・原因と再発防止対策について 2023年11月16日 東芝エネルギーシステムズ(以下、東芝) ■増設多核種除去設備(増設ALPS)配管洗浄作業における身体汚染発生を踏まえた対応について 2023年11月16日 東京電力 福島第一廃炉推進カンパニー 5つの新たな説明新たな説明とは上記目次の通り。これらを順にまとめて、最後に原子炉等規制法に基づく実施計画違反に関する私が行った問答を記録しておく。 東電は、東芝報告書を引用しながら独自資料で説明した。ここでは、よりわかりやすい方を使ってまとめていく。 1 事故は、洗浄作業の2日目に起きたこれは今まで
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