日本では、第5世代移動通信システム「5G」が2020年3月末から始まりました。5Gでは高速大容量通信を、使い放題に近い形で使えます。ただし、エリアはまだごく一部。スポット的にしかありません。本来なら東京オリンピックや、それを盛り上げる様々なエンターテインメントで活用されるはずでしたが、持ち越しという形になってしまいました。 しかし、新型コロナウィルスによる感染症の広まりにも負けず、5Gのエリアは着実に広まっていきます。恐らく今秋、新型iPhoneが5Gに対応するでしょうから、秋以降はエリア、端末とも5Gが浸透していくと思われます。 また、2021年からは「真の5G」と呼ばれる、4Gのシステムを使わないスタンドアロン(SA)方式の5Gが開始される予定です。5G SAでは高速大容量通信に加え、用途に応じてカスタマイズしたネットワークや、超低遅延を必要とするシステムに適したネットワークを提供でき