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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (4)

  • 不況が自殺を増加させるのはなぜか:日経ビジネスオンライン

    わが国で自殺問題が深刻化したのは、1998年からです。当時の通貨金融危機の中、失業率や倒産件数が跳ね上がるのと時を同じくして、自殺者数が急増しました。しかし、景気がその後回復し、失業率も2007年まで低下したにもかかわらず、自殺者数は減少しませんでした(図1)。わが国における自殺率は主要先進国の中では最悪の状態が続いています。 警察庁の統計で2008年における職業別の自殺者を見ると(図2)、自殺者の半数以上が無職者でした(全体の56.7%)。また、原因別に見ると健康問題が大きく、半数近くに及びます。次いで経済・生活問題による自殺者数が、7000人以上存在します(原因は重複します)。 このようなデータは、自殺の発生時点の状況を捉えたものです。しかし、自殺者の多くは複数の要因が重なり、かつ様々な経歴を経たうえで自殺に至っていることが多く、自殺発生時のデータだけでは、経済社会全体を覆う課題は捉え

    不況が自殺を増加させるのはなぜか:日経ビジネスオンライン
  • 【第36回】もう我慢できません!会社を訴えます!:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    上司と衝突して以降、職場で孤立しています。理不尽で陰険ないじめを職場で毎日受けています。上司上司や労働組合に相談しても何ら解決されません。精神的に限界ですが、このまま会社を辞めて泣き寝入りするのも悔しい…。もう会社を訴える方法しか考えられません。私の場合だったら、会社を訴えてもきっと勝てると思います。こうなったら訴えてもいいですよね。 人事ジャーナリストが返信 キレそうになっている人に何度も言っていますが、まずは冷静になりましょう。「会社を訴える!」と言うのは簡単ですが、実際にやるとなると大変です。会社員が会社と争うことは、あなたが想像する以上に大変なのです。退職強要やセクハラにしろ、会社を訴えた社員は、その後苦しむ可能性のほうが高いでしょう。 実は10年程前、私も会社に異議を申し立てようと考えたことがあります。 当時、私は理不尽な人事異動を命じられました。異動先は、私が入社時に交わした

    kageroh_
    kageroh_ 2008/09/03
  • 病気なので、休職して海外旅行に行きます~『「私はうつ」と言いたがる人たち』 香山リカ著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン

    うつ病で休職している職場の同僚が海外旅行に行っていると知ったらあなたはどう思うだろうか。しかも、あなたがその人の分まで仕事を背負っていたとしたら? 私ならどうがんばってみても、心中穏やかではいられない気がする。「人にしかわからないつらさがあるんだろう」と、その人についてあれこれ言うことは控えても、複雑な感情が湧き起こるのを止められないだろう。 書は、そんな“時と場合によって”うつを訴える人が昨今急増していることに着目しただ。この手の、従来のうつ病とは症状を異にする新型のうつ病をテーマとしたは、『擬態うつ病』(林公一著、宝島新書)、『気まぐれ「うつ」病』(貝谷久宣著、ちくま新書)など、現役の精神科医による著作がこれまでにもいくつか出版されている。 このの著者・香山氏も、昨年『仕事中だけ《うつ病》になる人たち』(講談社)という類書を著している。同書が働き盛りの30代に「新しいタイプの

    病気なので、休職して海外旅行に行きます~『「私はうつ」と言いたがる人たち』 香山リカ著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン
  • 「世界は自分に優しくない」という解毒剤:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) ―― 今の10代の子たちを中心に、若い人には「夢のようなスゴイものを、努力をしないで獲得できる」という思い込みがあるとのことでしたが、どうしてそうなってきたのだと思いますか。 谷口: 理由は大ざっぱには存在しているんですよ。例えば少年漫画を読むと分かると思うんですけど、時代が下るにつれて、主人公はどんどん努力をしなくなっていくんです。もしくは主人公は、努力は漫画では見えないところで済ましたという話にしておいて、漫画のコマには出てこないようになっているんです。 ―― 「努力」に対する価値が減ったということですか。 読者が、「努力によって何かを勝ち取る」という“物語”に夢を見なくなったんじゃないですか。 「巨人の星」(1966)がブームになった頃は、まだ努力に夢があったはずなんですよ。星飛雄馬は、大リーグボール養成ギプスをしてウサギ跳びをして苦労をすれば、長屋生活から脱却して

    「世界は自分に優しくない」という解毒剤:日経ビジネスオンライン
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