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がんの中でも早期発見が難しいすい臓がんを、血液を調べるだけで高い確率で見つけ出せる検査キットを国立がん研究センターのチームが開発し、3年後をめどに実用化を目指すことにしています。 チームでは、すい臓がんの患者の血液の中で「apoA2アイソフォーム」というたんぱく質の濃度が低下していることを発見し、このたんぱく質を測定する検査キットを開発しました。そして、検査キットと従来からある血液マーカーを組み合わせ、がん患者と健康な人の血液合わせて653人分を調べたところ、早期のすい臓がんの患者を97%から100%の高い確率で見つけ出すことが出来たということです。 すい臓がんは、がんの中でも早期発見が難しいがんで、進行してしまうと5年後の相対生存率が10%未満になってしまうのが実態です。チームでは今後、神戸大学などと協力し、さらに5000人分の血液で検査の有効性を確認し、3年後をめどに医療現場で広く使え
キタコガネグモダマシのオスは、メスがほかのオスと交尾できないように交尾器を壊してしまう。(PHOTOGRAPH BY GABRIELE UHL) 交尾の後にメスの交尾器の一部をねじ切り、ほかのオスと二度と交尾できないようにしてしまうクモがいることが判明、11月5日付の学術誌『カレント・バイオロジー』に発表された。自分の子孫を確実に残すためと考えられるが、こうした行動が観察されるのは初めて。 「こうした驚異的な適応進化はたびたび見つかります。繁殖をめぐる競争は熾烈なのです」と今回の研究には参加していないドイツ・ハンブルク大学の生物学者ユタ・シュナイダー氏は語る。特にクモは、繁殖を成功させるために共食いしたり自ら生殖器を切断したりと、とんでもない手段を使う。(参考記事:「”去勢”されたクモは戦闘に強い」) 【動画】ピーコックスパイダーの華麗なダンス。ピーコックスパイダーのオスは、色鮮やかな背中
「新潟デスティネーションキャンペーン」に合わせて登場した、JR東日本のイベント列車「越乃shu*kura」。車内で日本酒の呑みくらべができるという、これまでにないコンセプトで誕生したこの列車を、今回はご紹介しよう。 各停車駅には、記念撮影にぴったりなオブジェも設置されている。○見た目はフツー、でも中身で勝負!午前9時過ぎ、上越線高田駅。北陸新幹線の金沢延伸開業に合わせて第三セクター「えちごトキめき鉄道」へ移管されるこの駅に、「越乃shu*kura」が姿を現した。紺色と白色に塗り分けられた車両は、キハ40系を改造した3両編成。前面はヘッドライトがLED化された程度と、いたって普通の顔立ちだ。だが、上下に大きく広げられた側窓や、ドア横に描かれたロゴマークに期待が高まる。 1号車の車内。海へ向かって2人掛けシートが並ぶ。4人掛けシートは大きなテーブルもあり、グループでの利用に最適。さっそく車内へ
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