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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (3)

  • 宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性

    宇宙は全ての方向に等しい速度で膨張していると考えられてきたが、800個以上の銀河団のX線観測データを用いた研究で、膨張速度に想定以上のばらつきが検出された。宇宙論に関わる重要な前提である「等方性」が成り立たない可能性を示唆する結果である。 【2020年4月15日 ヨーロッパ宇宙機関/チャンドラ】 宇宙は局所的には違いはあっても、大きなスケールで全体を見ればどの方向も同じような性質を示しているというのが「等方性」であり、宇宙膨張の速度にもこれが成り立つと考えられる。この原理は基礎物理学に基づいていて、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測からも支持されている。CMBは誕生から38万年後という幼少期の宇宙の状態を反映するもので、全天で均一な分布が見られることから、初期宇宙はすべての方向に同じ割合で急速に拡がったはずだと考えられている。 ところが、独・ボン大学のKonsta

    宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性
  • 小惑星に「じゃこ天」命名

    1996年に発見された小惑星に、「じゃこ天」の名が付けられた。日の地名にちなんだ名称など約30個が新たに命名されている。 【2015年2月5日 国際天文学連合】 寒い冬、体も心もあったまるおでんやおそばに磯の香りをプラスする「じゃこ天」がついに宇宙に進出? 2月3日、これまで発見されていた小惑星に新たに付けられた32個の名称が発表され、「(202909) Jakoten」も新たに加わった。1996年にこの小惑星を発見した中村彰正さんが愛媛県在住であることから、同県の名産品を命名したようだ。日べ物にちなんだ小惑星としては、これまでに「たこやき」((6562) TAKOYAKI)や「しじみ」((29431) Shijimi)があるが、姿形が似ているからというわけではもちろんない。 国際天文学連合からリリースされた「小惑星回報」。名前の由来についての説明がある 今回命名された中で日に関

    小惑星に「じゃこ天」命名
  • ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか

    素粒子物理学の標準理論は、なぜヒッグス粒子の生成によってビッグバン後に宇宙が不安定となり崩壊しなかったのかについて、答えを出せていない。その謎については、未知の物理が働いたからだといった理論が複数考えだされているが、答えは意外にシンプルな説明で得られるという研究成果が発表された。 【2014年11月19日 Imperial College London】 スイス・ジュネーヴ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)でヒッグス粒子が発見されたのは、2012年(発見確定は2013年)のことだ。ヒッグス粒子が発見されたということは、加速膨張する初期宇宙でヒッグス粒子が作られたことによって宇宙が不安定になり、崩壊が引き起こされたはずであることを示す。だが現実として宇宙は崩壊していない。これはなぜなのだろうか。 その理由については知られざる未知の物理が働いたという説がいくつか唱えられてきたが、今回ヨーロッ

    ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2014/11/20
    徐々に真理に近づいていってる感じが良い
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