ボルツマンマシン Boltzmann machine 浅川伸一 Hinton, Sejnowski らによって提案された確率的に動作するニューラルネット ワークです。 ホップフィールドネットでは、ローカルミニマムに陥ると抜け出すことができな かった訳ですが、各ユニットを確率的に動作させることによって、ローカルミニ マムの問題を回避させるように工夫されたものです。 各ユニット間の結合係数は対称 , 自己結合はなし を仮定するのはホップフィールドと同じです。各ユニットの出力は 0 または 1 を取りますが、どちらになるかが決定論的に決まるのではなく 1 を出力する 確率が次のように定義されます。