(台北 27日 中央社)聴覚障害者を題材にした日本のアニメーション映画「聲の形」が「聴覚障害者を商品化している」として、台湾での公開を反対する声が一部から上がっていたことが27日までに分かった。だが、市民からの意見を受け取った行政院(内閣)は映画関連の法律に基づき、提案を却下。 同作は予定通り、今月24日から各地の映画館で上映されている。 上映反対の意見は「聴覚障害者を商品化する映画は台湾から出て行け」との見出しで今月16日、公共政策について一般市民から意見を募るサイト「公共政策網路参与平台」に提出された。反対理由としては、作品が自殺やいじめを扱っており、子供のアイデンティティーがかき乱されるのではとの懸念を保護者が抱く恐れがあることなどが提示された。 意見を受け取った行政院は17日、同作は主管機関である文化部(文化省)の年齢制限審査を通過しているため、映画法(電影法)の規定に沿って上映は
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