「僕に山の話が上手くできるだろうか……」 インタビューに臨むにあたって、そう想いを巡らせたという芥田晃志さん。そしてふと、連載タイトルを見て気づいたという。 「そうだ、我が家はずっと“糸を紡いで”きた。きっと大丈夫だな……」 大会に出場経験のあるトレイルランナーの多くが、その姿を見たことがあるだろう。全国各地で熱心にテーピングサポートを続けている芥田さんは、粘着性伸縮包帯のパイオニアである株式会社アクタの社長だ。 レース会場では一人ひとりの不安を聞きながら、的確なアドバイスとともにテーピングを施していく。圧倒的な情熱と進化し続ける技術で、トップアスリートのみならず、市民トレイルランナーからも支持されている。 アクタは2014年に創業100年を迎え、老舗企業の仲間入りを果たした。 歴史を受け継ぎ、経営者として次の時代を担う芥田さんに、ぜひご自身について語っていただきたいと考えた。「紡ぐ」を生
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