国内の”知の最前線”から、変革の先の起こり得る未来を伝えるアスキーエキスパート。三井不動産の光村圭一郎氏による技術とイノベーションについてのコラムをお届けします。 “オープンイノベーション”という言葉が市民権を得るようになって、俄然注目されるようになった場所がある。“コワーキングスペース”がそれだ。この数年、東京都心部では次々に新しいコワーキングスペースが生まれ、いまやその数はゆうに百を超える。筆者自身も、三井不動産において“Clipニホンバシ”というコワーキングスペースを立ち上げ、今も運営に関わっている(現在は、“31VENTURESクラブ”というブランドで、千葉・柏の葉にある“KOIL”などと一体的に運営)。 多種多様な利用者がひとつのワークスペースをシェアするコワーキングスペースは、たしかにオープンイノベーションという概念と親和性が高いように思われる。果たして、コワーキングスペースの
![コワーキングスペースはオープンイノベーションに不可欠か?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7c6fefeaed70bd47fd1189e212ae60fd965ca6e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2016%2F10%2F27%2F1608914%2Fl%2F786e0f8a8611ae62.jpg)