2006年03月21日17:04 カテゴリ書評/画評/品評Ecosystem 機長に学ぶヒューマン・エラーの真実 「たゆまない努力」という言葉をもっとも忠実に実現して来たのは、旅客機の安全性に関わる人々かも知れない。 機長が語るヒューマン・エラーの真実 杉江 弘 同書によると、1947年に航空機事故で亡くなった人々は、全世界で600人。その時に飛行機が運んだ人数は延べ900万人。2003年でも、600人。しかしその年飛行機は延べ25億人を運んだのだ。1947年の実績は、今では羽田-新千歳という単一の路線にも及ばない。 これがどんなにすごい数字かといえば、日本国内だけで自動車事故で亡くなる人がその12倍以上ということからもわかる。実は飛行機事故だって立派な交通事故なのだが、今や交通事故に飛行機事故を含める人はほとんどいないだろう。 しかしそれでも筆者は兜の緒をゆるめない。実は事故率は、197
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