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ブックマーク / courrier.jp (180)

  • 家族はもはや“贅沢品”─日本人の想像を超える「韓国の家父長的社会の実態」 | 男女間の溝はなぜこれほどまでに深まったのか?

    11月のある晴れた日、私は江南のカフェでチョ・ヨンミン(49)と会った。 ヨンミンはマーケティングの仕事に20年以上携わった後、都市型庭園を造成する事業を運営している。彼女は韓国のジェンダー戦争の一因が、女性の役割に対する期待への拒絶と、韓国史上初めて男女が純粋に仕事を奪い合うようになった事実にあると見ている。 韓国の失業率は4%未満と比較的低いものの、20代では極端に高くなる。兵役義務がないために、1年半から2年ほど先にスタートを切れる女性のほうが労働市場では有利だと、多くの男性は考えている。これに対し、女性たちはOECD諸国中で最大の31%という男女間の賃金格差をもって反論する。 「以前、女性はこれくらい小さなパイを占めるだけでした」と言って、ヨンミンは親指と人差し指で丸を作ってみせた。「いまではその割合が少しずつ拡大しています。まだ男性が占める部分と比べると微々たるものですが、男性に

    家族はもはや“贅沢品”─日本人の想像を超える「韓国の家父長的社会の実態」 | 男女間の溝はなぜこれほどまでに深まったのか?
    kaionji
    kaionji 2023/04/16
    日本のフェミニスト達ももっと頑張って男女を分断してほしい
  • 韓国の出生率が低すぎる「本当の理由」─女性たちが男性としたくない「4つのこと」 | 世界最低の出生率0.78の背後にある「社会的断層」

    ヘレナ・リーは、男性に対してことのほか寛大な気持ちになる日──たとえば、通りでハンサムな男性を見かけたとき──には、嫌悪感を脇に置き、「目の保養」として彼らを見ることもある。 ただし、いまのところはそれが限界だ。「男たちの頭の中身なんて、知りたくもありません」とリーは言う。たいていの場合、男性とはみじんも関わりたくないのだ。 「男性を信頼しようと心がけてはいます。『男を皆殺しにしろ』なんて思わずにね」と彼女は言う。「でもごめんなさい、私はほんの少しそっち側なんです。つまり、極端な側の」 女性たちが社会に叩きつける「4つのNo」 リーは父親から虐待を受けていたが、父親は彼女が6歳のときに家を出ていき、以来ずっと母親と祖母と暮らしている。小さな家母長制の家庭が自分にはしっくりくる、と彼女は言う。 髪型はボブで、私と会った日は黒いデニムのボタンダウンシャツとベージュのトレンチコートを着ていた。大

    韓国の出生率が低すぎる「本当の理由」─女性たちが男性としたくない「4つのこと」 | 世界最低の出生率0.78の背後にある「社会的断層」
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    kaionji 2023/04/16
    日本もキッズ禁止ゾーンをガンガン作ろう
  • ユダヤ教もイスラム教もキリスト教も「豚」を忌み嫌うのはなぜか? | 多神教の社会では生け贄として神々に捧げられたのに…

    豚は、古代世界でことさら珍重された。紀元前3000年紀、エジプトの農民は豚を飼育し、大量に消費した。そこに豚を見下す風潮はなかった。それどころか、その肉はオシリスの神に捧げるのに相応しいものとされていた。 多神教の社会(ギリシャ、ローマ、ゲルマン、北欧、ケルト、スラブ)では、神々を讃えるために豚を生け贄に捧げた。豚は人々の命を支えるべ物だった。その肉はごちそうであり、その脂は灯りに使い、皮革と腱は楽器の弦に、毛はブラシや筆になった。 では、なぜ一神教では、豚が蔑視されることになったのか。

    ユダヤ教もイスラム教もキリスト教も「豚」を忌み嫌うのはなぜか? | 多神教の社会では生け贄として神々に捧げられたのに…
    kaionji
    kaionji 2023/04/12
  • エドワード・ルトワック「中国の軍事力を強大だとするのは神話に過ぎない」 | 中国軍が抱える「深刻な問題」

    軍事史、軍事戦略研究、安全保障論を専門とし、『ルトワックの日改造論』や『中国4.0 暴発する中華帝国』などの著書で知られる戦略家のエドワード・ルトワックは、増加し続ける中国の国防費を真に受けるべきではないと語る。「その金額が示すほどには、実質的な軍事力を強化できていない」と彼が言い切る理由とは──。 米中の国防費を読み解く 中国最後の穏健派、前国務院総理の李克強が2023年の経済成長率の目標として5%を掲げ、さらなる市場の自由化を求めた翌日、習近平はこれに反応し、国防費を7.2%に引き上げると発表した。 これは習の一貫した攻撃的姿勢を示すものであり(ナンシー・ペロシの台湾訪問に対する反応として、一連の弾道ミサイルを発射したことは記憶に新しい)、中国が2049年までに世界の覇権を握るという党の公約にも通ずる。 とはいえ、この数字は現実には何を示しているのだろうか? 発表されているところでは

    エドワード・ルトワック「中国の軍事力を強大だとするのは神話に過ぎない」 | 中国軍が抱える「深刻な問題」
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    kaionji 2023/04/10
  • アイスランドが「再生可能エネルギー」100%で電力をまかなえている理由 | おかしいほど安い光熱費とねたましいほどの生活の質

    と同じく火山国のアイスランドは、その豊富な地熱資源を最大限に活用しているという。エネルギー問題に悩む世界の国々はいま、この「再生可能エネルギー立国」から何を学べるのか。米経済メディア「ブルームバーグ」記者が現地を取材した。 ここはアイスランド南西部のヘトリスヘイジ地方にある雪化粧した山の中だ。道路の下には、熱湯の川が穴だらけの火山岩の中を流れている。道路の上には、太いスチールパイプが何も走っており、複数のジオデシックドームにつながっている。各ドームは、地熱井(ちねつせい)を囲っている。 国有企業「アイスランド・ジオサーベイ」の地質学者ステインソウル・ニーエルソンは、その丸い形をした小屋のそばに車を駐める。 ニーエルソンと彼のチームは、掘削孔から採取した岩のサンプルを分析してベストな掘削方法を見極めてから、熱湯の供給がその蒸気を利用することでどのような影響を受けるのか追跡する。その蒸気

    アイスランドが「再生可能エネルギー」100%で電力をまかなえている理由 | おかしいほど安い光熱費とねたましいほどの生活の質
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    kaionji 2023/04/05
  • 「首から下の性的描写はNG」検閲をかわしてBLにひたる中国の腐女子たち | 米国でベストセラー、ネトフリ配信も、中華BL広まる人気

    耽美(ダンメイ)と呼ばれる中国BL(ボーイズラブ)、いわゆる中華BLのジャンルが人気を博していると英紙「ガーディアン」が伝えている。 ただ、検閲のために性的シーンでは「首から下の描写はNG」。なかには、厳しい取り締まりのために投獄されてしまったBL作家もいるという。 『天官賜福』、日でもアニメ放映 同紙によると、中華BLは「中国で最も人気のあるフィクションのジャンル」だという。なかでも同国のBLの主要サイト「晋江文学城」の一番人気は、日でもアニメ版が放送された『天官賜福(英題:Heaven Official’s Blessing)』。英リバプール大学の中国語講師・王艾青(ワン・アイチン)によると、「晋江文学城」で同作品の各章は平均240万回読まれているそうだ。

    「首から下の性的描写はNG」検閲をかわしてBLにひたる中国の腐女子たち | 米国でベストセラー、ネトフリ配信も、中華BL広まる人気
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    kaionji 2023/03/17
    検閲が緩い。もっと締め付ける必要がありますね。
  • 米国で「リベラルアーツ大学の死」が始まった 英文学も歴史学も資本主義に抗えず | 80校以上が閉鎖または合併の憂き目に

    米国でリベラルアーツ大学の衰退が著しい。 つい最近も2月にバージニア州のメリーマウント大学が、英文学や歴史学、哲学、社会学などの専攻をなくすことを決めた。全部で10の専攻が削減されたが、そのほとんどがリベラルアーツだ。 これらの学問は人気がなく、専攻する学生が少ないからだという。講義科目としては残るが、専攻したりその学位を取得したりすることはもうできなくなる。 メリーマウント大学だけではない。 高等教育について報じるメディア「ハイアー・エド・ドライブ」の調べによれば、米国では2016年以降、87校ものリベラルアーツカレッジが閉鎖、あるいは近くの大きな大学に合併された。 死に絶える要因は二つある

    米国で「リベラルアーツ大学の死」が始まった 英文学も歴史学も資本主義に抗えず | 80校以上が閉鎖または合併の憂き目に
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    kaionji 2023/03/08
  • 出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず

    手厚い少子化対策で知られるスウェーデンでさえ… 約20年前、オーストラリア政府は、ピーク時に子供1人あたり約6000ドル(約79万円)に相当する現金を支払う「ベビーボーナス」プログラムを試みた。 キャンペーンが開始された2004年当時、国の出生率は女性ひとりあたり約1.8人だった。 このプログラムにより、2008年までに出生率は約2.0まで上昇したが、プログラムが終了してから6年後にあたる2020年までに、数値は1.6まで低下。つまり、プログラムが最初に導入されたときよりも下がった。

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    kaionji 2023/02/21
  • アメリカでは「30過ぎた女は超高収入でないとモテない」というシビアな研究結果が明らかに | 女性の「キャリア・教育」と「結婚」との関係を科学する

    男女ともに30代半ばになると生殖能力が低下し、子供を持ちにくくなることが知られている。しかし、現代ではより多くの人が高い教育やキャリアを求め、特に女性は結婚や出産を遅らせるようになった。しかし、そうすることで女性の結婚相手としての魅力はどう変化するのか、米ペンシルベニア大学ウォートン校で研究が行われた。 結婚相手としての魅力と生殖能力の関係 米ペンシルベニア大学ウォートン校のコリン・ロー准教授は、新たな研究結果を発表した。そこで導き出されたのは、女性が年齢を重ねても恋愛の相手として魅力的であり続けるには、1歳ごとに年収が7000ドル(約90万円)多くなければいけないということだ。 ビジネス経済学と公共政策の教授であるローは、2つの論文を書き上げている。そこで明らかにされたのは、「受胎資」という生殖能力の経済的価値だ。また、女性が教育やキャリア形成に時間をかけることで失うものについて考察し

    アメリカでは「30過ぎた女は超高収入でないとモテない」というシビアな研究結果が明らかに | 女性の「キャリア・教育」と「結婚」との関係を科学する
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    kaionji 2023/02/10
  • 英誌が警鐘 安倍を殺した「ダークヒーロー」山上に続く者が現れるだろう | あまりにも効果的だった政治的暴力

    2023年1月13日、安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者は、殺人と銃刀法違反の罪で起訴された。しかし、そんな彼を擁護する声が日各地から上がっている。そんな状況に英誌は驚き、今後の日について危惧している。 暗殺者・山上を支持する日人 日映画『Revolution+1』は、2022年7月に安倍晋三元首相が殺害された際の実際の映像で始まる。その不鮮明な映像は、奈良で街頭演説をする安倍の背後から、手製の拳銃を構えた山上徹也が近づいていったときのものだ。 安倍元首相銃殺の実行犯山上容疑者をモデルにした映画『REVOLUTION+1』の予告篇 この映画は、「川上」という主人公を同情的に描く。その男の経歴は、実際に安倍を殺した犯人と酷似している。父親は同じように自殺し、母親はカルト集団である旧統一教会に入れ込んでいた。

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    kaionji 2023/02/07
    国民の財産保護という国家としての義務を履行しなかったために、万人の万人に対する闘争状態に戻ったに過ぎない
  • 上海「コロナ感染爆発」悪夢の光景─医療崩壊に混み合う葬儀場 | 中国の写真家が撮影

    中国の新型コロナ新規感染の大波に襲われている上海市で、入院患者が激増し、葬儀場も混んでいる。 上海市の保健当局は1月3日、市民2600万人の7割近くが新型コロナウイルスに感染したと発表、感染拡大はピークに達したと表明した。 だが、上海市内の病院は、とくに高齢者の患者でいまだに満杯だ。葬儀場には死者を悼む人たちが殺到している。 新規感染者数は2022年、中国全土で急増したが、政府は12月上旬、厳重ながら結局は無益なコロナ規制を不意に解除した。 上海市は2022年春、中国内で最も過酷なレベルの都市封鎖を味わった。住民は2ヵ月以上も自宅に閉じ込められていたのだ。 中国でいま新規感染の波が大きくなっているのは、国民に免疫がないためだ。国の厳重な規制ゆえに、国民の大半がコロナウイルスにさらされていなかったのだ。さらに、高齢者の多くはワクチン接種を2回受けておらず、追加接種も受けていない。 以下の写真

    上海「コロナ感染爆発」悪夢の光景─医療崩壊に混み合う葬儀場 | 中国の写真家が撮影
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    kaionji 2023/01/12
    中国のコロナ死者は一人だったはずだが
  • 英紙の批判「日本は原子力の再稼働に熱心で、京都議定書の精神を忘れている」 | 岸田文雄は世界との歩調を合わせようとしていない

    京都議定書は画期的だった 遠くに聞こえる芝刈り機の音だけを除き、京都国際会議場は静寂に包まれている。コンクリート壁のグレーが、12月初旬の空にそぐわしい。背景となる森の木々の枝々にはまだ紅葉が残り、軽やかなズボンとTシャツを身につけた旅行者のグループたちが、どの道を行くべきかと話し合っている。その光景は、この日の古都の名が環境危機にまつわる物事の代名詞となったその理由を、道ゆく人々に思い出させるかのようだ。 ロバート・ミッチャム主演映画『ザ・ヤクザ』のロケ地となったことで有名なこの施設も、今や無人である。扉は閉ざされ、芝生の上に点在する標識には「許可なく立ち入ることを禁ず」と記されている。 遥か25年の昔から、熱狂の声が響き渡ってくる。そこには何百人もの記者や活動家たちが集い、コーヒーと仕出しの弁当で英気を養いながら、化石燃料使用削減への世界初の真剣な試みであるCOP3(気候変動枠組条約

    英紙の批判「日本は原子力の再稼働に熱心で、京都議定書の精神を忘れている」 | 岸田文雄は世界との歩調を合わせようとしていない
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    kaionji 2023/01/05
  • いつか来る「マンガ」が「ウェブトゥーン」に敗れる日 英経済誌がそう断言する根拠 | 日本のマンガは高齢者の文化になる?

    の「マンガ」人気が世界で高まっていると、海外メディアで報じられることが増えている。そんななか、英誌「エコノミスト」は、マンガはウェブトゥーンにいずれ敗れると分析する記事を掲載した。その根拠は何なのだろうか。 急成長する韓国のウェブトゥーン イ・ヒョンソクは、韓国で『ドラゴンボール』や『スラムダンク』などの日のマンガに夢中になって育った。彼はその後、東京に移住し、漫画家・編集者として成功を収めた。 その後、韓国では「ウェブトゥーン」が登場した。これは、スマートフォン用に最適化されたイノベーティブなマンガのプラットフォームだ。当初、イはこれにそれほど良い印象を持たなかった。日のマンガ作品が独創的なグラフィックスタイルや洗練されたストーリーを持つのに比べ、ウェブトゥーンの作品は粗雑で表面的だと感じたのだ。「『これなら誰でも作れる』と思いました」とイは語る。 しかし、日のマンガは韓国のウ

    いつか来る「マンガ」が「ウェブトゥーン」に敗れる日 英経済誌がそう断言する根拠 | 日本のマンガは高齢者の文化になる?
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    kaionji 2023/01/04
    一定の需要があるのは分かるが。
  • 『金持ちの世界史』著者が語る「人類はこの30年ずっと『金持ち』に未来を託しています」 | 地球上の富の半分を握る巨人たち

    歴史上、いまほど「金持ち」が「金持ち」であったことはなかった──フランスの歴史学者でパリ第2大学の教授、ファブリス・ダルメイダは、新著『金持ちの世界史』(未邦訳)において、世界の富豪らがいかにその時代の社会に影響を及ぼし、経済ならびに政治の立役者になってきたかを解き明かす。 いつの世にもいた「金持ち」とはいったい何者なのか? なぜこんなにも富と金持ちが世界に増殖したのか? 権力と金持ちの関係とは……? ──まず「金持ち」とはいったい何者なのかを教えてください。相対的に誰もが誰かよりは「金持ち」ということにはなりませんか? 確かに上には上が、下には下がいます。永遠の財産など存在しません。遅かれ早かれ、新たな金持ちが登場します。ジョン・D・ロックフェラーも、20世紀初頭にはアメリカ一の富豪でした。彼の財産は現在の価値で4000億ドル(約53兆円)以上あり、イーロン・マスクやジェフ・ベゾスよりも

    『金持ちの世界史』著者が語る「人類はこの30年ずっと『金持ち』に未来を託しています」 | 地球上の富の半分を握る巨人たち
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    kaionji 2023/01/03
    総力戦をともなう世界大戦をもう一度(『暴力と不平等の人類史』)
  • プーチンの戦争でロシア周辺国の通貨が世界最強レベルになっている意外な理由 | 開戦時の予想に反して経済成長率やGDPまでアップ

    ウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻に誘発されてロシア人が大量出国したせいで、かつてソビエト連邦に属していた共和国の通貨の上昇率が2022年、世界ランキングのトップに躍り出た。 コーカサス地方のジョージアとアルメニア、中央アジアのタジキスタンなどの通貨が、対米ドルで最強になっている。2022年2月以来、何千何万というロシア人が移住し、数十億ドルに相当する貯金を持ち込んだためだ。 こうした小国がロシア人に格好の抜け穴になっている。旅行ビザが不要で、ロシア語も広く話されており、しかも地元の銀行に貯金を移すのに何の規制もないからだ。

    プーチンの戦争でロシア周辺国の通貨が世界最強レベルになっている意外な理由 | 開戦時の予想に反して経済成長率やGDPまでアップ
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    kaionji 2022/12/23
    日本も周辺国だけど?
  • 黒人の精子が一瞬で完売する理由──なぜ黒人ドナーの争奪戦が起きているのか | アメリカの黒人女性が強いられる苦渋の選択

    アメリカでは妊娠を望む黒人女性が急増しているが、黒人の精子ドナーが圧倒的に不足している。精子バンクに登録する黒人男性は少ない理由、そして精子提供者を必要とする黒人女性が強いられる苦渋の選択とリスクに、米紙「ワシントン・ポスト」が迫った。 精子バンク登録の黒人ドナーは2%未満 リース・ブルックスは毎晩午前1時過ぎ、女性刑務所の看守としての勤務を終えた後、ノートパソコン2台と携帯電話、タブレット端末を開く。そして精子バンクのウェブサイトにアクセスしてくまなく目を通し、タブを何十枚も開けていく。 サイトには何百人もの精子ドナー候補者が表示され、映画スター級の容姿や身長、趣味などを選択できる。しかし、「黒人」や「アフリカアメリカ人」でフィルターをかけると、選択肢はあっという間に狭まった。 精子バンクはブルックスに母になるチャンスを与えてくれたが、彼女が望んだものは提供してくれなかった。それは、自

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    kaionji 2022/12/13
  • 大胆に肌見せする「ネイキッド・ドレス」が世界のファッション業界を席巻する理由 | 「男受け」を放棄した女性たち

    ポスト・コロナのファッション業界では、思い切りよく肌をさらしたデザインが至る所で見られる。米紙のファッション評論家がその背景を分析。この流行は、これまでの男性目線を気にしたセクシー路線とは一線を画すという。 まったく、肉体に次ぐ肉体──2023年の春夏コレクションでは、あらゆるところで肉体を目にした。 横乳、下乳、お尻、お尻の割れ目、へそ、乳首、腰骨、肋骨、頭蓋骨から背骨までの背中全体。 切り抜かれた布地から覗く体のさまざまなパーツが、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリのコレクションで衆目にさらされた。 こうした体のパーツは、ストラップや薄いレースにわずかに覆われ、メッシュのスクリム生地やダメージ・ジーンズから自由に飛び出していた。ランウェイの上でワイルドに着こなされたこのネイキッド・ドレスは、来春あなたの街でも見られるかもしれない。 公共の場での「肌見せ」が流行りはじめたのは、ちょうど

    大胆に肌見せする「ネイキッド・ドレス」が世界のファッション業界を席巻する理由 | 「男受け」を放棄した女性たち
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    kaionji 2022/12/12
    パーティーとか内々のところで着るものだし、いいのでは
  • ダニエル・コーエン 「セックスと恋愛感情が分けられた世界で人間性を認識するのは無理です」 | 未邦訳の新著『ホモ・デジタリス』に込められたメッセージ

    夢想に終わった「集団的知性」の到来 ──『ホモ・デジタリス』ではデジタル社会について「個人がバラバラになってしまい、架空のコミュニティを形成してそれに対処しようとしている社会」と評しています。厳しい見方だと感じました。なぜデジタル社会に失望しているのですか。 2000年代の始まりを思い出してください。あのときはウィキペディアの成功もあって、「これからは集団的知性の時代で、誰もが知識を得られる新しい時代がやってくる」と喧伝されていました。ところが、20年後のいま、どんな時代になったかといえば、フェイクニュースの時代、ポスト真実の時代です。米国の大統領がツイッター上で好き勝手なことを書いて、全世界に発信するようになりました。 タバコ産業がタバコの発がん性を完璧にわかっていながらもそれを売っていたのと同じで、SNS企業も、ヘイトむき出しのコンテンツや挑発的なコンテンツがいちばん売れることをわかっ

    ダニエル・コーエン 「セックスと恋愛感情が分けられた世界で人間性を認識するのは無理です」 | 未邦訳の新著『ホモ・デジタリス』に込められたメッセージ
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    kaionji 2022/10/21
  • ロシアの若者が「型破りなルート」で続々と出国している理由 | イランまで片道フライト、韓国まで日本海を帆走、北極圏内を自転車で逃避行

    ウクライナでの戦争に徴兵されるのを回避しようと、2人のロシア人がベーリング海峡をボートで横断し、はるか離れた米国アラスカ州の島にたどり着くという事件が世界中に報道されたばかりだ。 そのドラマティックな旅は、ウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻に加わることをなんとしても避けたくて国を逃れる大勢のロシア人たちが使う、一連の型破りなルートのひとつに過ぎない。 テヘランまでの片道フライト モスクワからイスタンブール、エレバン、タシケント、バクといったロシア人のビザなし入国を認める国々の首都や主要都市までの航空券は、プーチン大統領が第二次世界大戦後初の動員を発令してから数時間ですぐに売り切れてしまった。 そこで、アレクセイ(25)は、モスクワからテヘランまでの片道航空券を買うことにした。イランはいま歴史的な反政府運動の渦中にある。アレクセイは言う。 「家族にテヘランのことを話したら、すごく心

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    kaionji 2022/10/12
    ドバイで生活してる人は何かスキル持ちなのかな?
  • レイプが古代から「戦争の武器」として利用されてきた理由 | 被害者は女性や子供だけではなかった

    なぜ人類は古代から戦争中に敵をレイプしてきたのか? 現代でも紛争があるところには、必ずといっていいほどレイプ行為が存在する。その理由を、イスラエル紙「ハアレツ」の考古学記者が歴史から読み解く。 戦争のこととなると、われわれ人間には社会性昆虫との共通点がいっぱいある。両者ともインフラを構築し、「交通規則」に従う。複雑なチームワークに参与し、効率的な分業のために働き手を配置する。 威勢のいい昆虫の兵士は、人間の兵士みたいにおそろしく計算ずくで、残酷なこともある。奇襲し、虐殺し、敵を奴隷にし、縄張りを奪う。 全面戦争に従事するアルゼンチンアリの能力は南米はおろか、たとえば米国カリフォルニア州南部でも確認されている。サンディエゴからほど近いメキシコとの国境線沿いでは毎週、われわれのすぐ足元に、何百万という犠牲者のバラバラ死体が横たわっているのだ。 航空マニアに紹介すべきは、ハチたちの戦争だ。強烈さ

    レイプが古代から「戦争の武器」として利用されてきた理由 | 被害者は女性や子供だけではなかった
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    kaionji 2022/10/12