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ブックマーク / blog.livedoor.jp/route408 (2)

  • フェアリーリングが世界を救う? : 有機化学美術館・分館

    1月27 フェアリーリングが世界を救う? 子供向けのアニメか何かみたいなタイトルですが、ちゃんとした化学のお話です。「フェアリーリング」というのは、下の写真のようにキノコが輪の形になって生えてくる現象を指します。西洋では、妖精が輪になって踊った跡だという伝承があり、この名で呼ばれているのでそうです。 オーストラリアで観察されたフェアリーリング(ウィキペディアより) フェアリーリングを作るキノコは一種類ではなく、今まで50種ほどがこうしたリングを作ることがわかっているそうです。直径は大きなもので600mにもなり、700年も成長している例が知られているといいます。科学的な文献に初めて登場したのは1675年で、古くから知られている現象ですが、詳しい成長のメカニズムなどは完全にわかっていないようです。 このフェアリーリング、まず草が異常に成長し、それが枯れてからキノコが生えてくるケースもあります。

    フェアリーリングが世界を救う? : 有機化学美術館・分館
    kaionji
    kaionji 2014/01/27
  • 自動車部品の供給不足がまた起きる? : 有機化学美術館・分館

    4月22 自動車部品の供給不足がまた起きる? 3分子のブタジエンが、ニッケル触媒の存在下で環化する有名な反応があります。原型は1950年代に報告された古い反応で、触媒によって様々な生成物ができることが知られています。遷移金属の重要性が知られるきっかけのひとつになった反応で、いわば有機金属化学の古典といえるでしょうか。 ブタジエンが3分子で環になり、12員環を形成する。 この反応は、工業的にも大きな意義を持っています。生成物である12員環化合物(1,5,9-シクロドデカトリエン, CDT)は、ポリマーの原料として重要なのです。 シクロヘキサノンからオキシムを経てベックマン転位反応で7員環のラクタムとし、これを重合させて6-ナイロンを作る反応は、教科書にも必ず出てくる有名なプロセスです。先の反応でできる12員環化合物を同じように反応させれば、炭素鎖が長いナイロンができてきます(ポリアミド12、

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    kaionji
    kaionji 2012/04/22
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