国内市場では、サードパーティ製ソフトが減少し、マーケットの多様性が失われつつあるWiiですが、欧米においても同様の現象が進行しつつあるのかもしれません。 Wiiの不振によってアメリカのゲーム市場が4ヶ月連続で落ち込む 7月の北米マーケットはPS3とXbox360のソフト売上が増加し、ハード台数もXbox360が全機種でトップを記録。一方、Wiiはソフト売上が低下しています。アクティビジョンブリザード、エレクトロニックアーツ、テイクツー、いずれもすさまじい売上低下に見舞われています。 カジュアルユーザーが急速にゲーム離れを起こす一方で、コアゲーマー層がゲーム機を支えている構図が鮮明になっています。ではどうして、こういう現象が起きたのでしょうか? 理由は2つ考えられます。 カジュアルユーザーはゲームの難易度によらず、不景気が続けば出費を控えるようになりますし、今は無料のソーシャルゲームが拡大し