日本の小学校でも外国語活動が必修科されるなど英語学習熱が高まっている。日本人にとって言葉の構造や音が大きく違う英語の学習はなかなか難しい一方で、英語圏からの帰国子女は、英会話がうまかったり、海外の一流の大学や大学院に合格しやすかったりと、羨望の眼差しで見られることも多い。しかしながら、日本語と英語の両方を習得するためにはそれなりの労力がかかっていることもまた事実だ。そこで、米国在住の日本人小学生として、おそらくごく標準的な生活を送っている、小学2年生の娘の普段のスケジュールを紹介したいと思う。 現地の小学校は月曜日から金曜日までで、午前9時から午後4時までの授業だ。娘の場合は、月曜から木曜までは、その後5時半頃までいわゆる学童保育で友達と遊ぶ。日によっては、学校で催されるお絵書き教室やサイエンス教室などの課外授業などがある日もある。宿題は、今はまだ年度初めのため、ごく簡単な計算プリントを1