◆取材:綿抜幹夫 簡易リフト・昇降機・荷物用エレベーター専門メーカー ワタベ産業株式会社/代表取締役会長 米山徹朗氏 国民の安全を守る、という大義の下、時に法令や行政指導がモノづくり企業を窮地に追い込むことがある。ワタベ産業が今まさに直面しているのがこの問題だ。 正確な知識が共有されていないことに加え、メディアの報道が騒動に拍車をかけ、国がそれを後追いする。苦しむのはコツコツとモノづくりに励んできたメーカーばかりだ。米山徹朗会長に、胸のうちをすべて語りつくしていただいた。 国交省と厚労省で異なる基準 狭間で困窮するメーカーの悲劇 2006年に東京・港区のマンションで男子高校生がエレベーター事故で亡くなった痛ましいニュースをご記憶の方も多いだろう。その後、2012年10月には金沢市内のホテルで女性従業員がさらに犠牲となってしまった。どちらも同じメーカーのエレベーターだったために、シンドラー社
![弱い者イジメもいい加減にしろ!! 工場の簡易リフトがピンチに ‐ ワタベ産業株式会社 | Biglife21,ビッグライフ21,](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b03edc61ee5a446ad129f1f77c3a7c2ee7cba2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.biglife21.com%2Fcommon%2Fuploads%2F2017%2F12%2F983b1c3a5837f99ecec734bf167f95fb.jpg)