ガッツが日本ハムを生まれ変わらせる。小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(45)が10日、栗山英樹監督(58)とともに札幌市内のホテルで就任会見に臨んだ。14年ぶりに古巣復帰した覇権奪回のキーマンは、来年2月の沖縄・名護は地獄のキャンプとなることを予告。ハードな練習で、全選手に1年間を戦い抜く心身の強さを求めると宣言した。 ◇ ◇ ◇ 小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチは会見冒頭、北海道へ向けて「ただいま!」と笑顔であいさつした。06年以来、14年ぶりに日本ハムへ、北の大地へ、帰ってきた。当時の同僚は鶴岡しかいない。時の流れを感じつつも「また1から、0からのスタートと思ってやっていきたい。自分が今まで経験してきたこと、勉強してきたことを、なんとか北海道に恩返ししたい」と力強く、宣言した。 ヘッドコーチとしては、選手にペナントレースを勝ち抜く“強さ”を求める。「あらゆるものが足りないから、