冥王星の影響と時代(世代) ここでは、冥王星の影響が、それぞれの星座にどのような影響を与え、各時代(各世代)にどのように表面化して来ているのかを見ていきます。 冥王星は、直径約2000Kmの氷の天体で、1930年3月10日、アメリカのトンボーによって発見されました。そのときの位置は、蟹座の17度31分でした。冥王星の公転周期は約248年です。ゆがんだ楕円軌道であり、また黄道面に対して最大17度も傾いているので、各星座に留まっている期間にはかなりの違いがあります。例えば、蟹座に居た期間は25年もあるのに、蠍座に留まっていた期間は短くて13年でした。また、この惑星は軌道が偏っているので、太陽を一周する間に約20年間は海王星の軌道の内側に入ります。最近まで海王星の内側に入っていましたのでご存知の方も多いでしょう。その20年の期間と言うのは、1979年の1月から1999年の2月まででした。 発見さ