チュニジアは西にアルジェリア、南東にリビアと国境を接しています。北と東は地中海に面し対岸はイタリアです。首都チュニスの旧市街のメディナは世界遺産にも登録されており、迷路のように入り組んだ細い路地に商店などが並んでいます。面積16万3610km2(日本の約5分の2)人口約11百万人の小国です。この国から始まったともいえる民主化運動「アラブの春(ジャスミン革命)」は、当初西欧諸国から歓迎されました。 チュニジアは現在国民の98%がムスリム教徒ですがムスリム諸国のなかでは比較的穏健な国であり、中東と西洋のパイプ役を果たしているそうです。観光地としても発達し、アフリカの国の中では良好な経済状態であり、多くの国際企業の誘致に成功しました。女性の社会進出が著しく、アラブ世界で最も女性の地位が高い国なのだそうです。 そんなチュニジアですが、美味しいワインの産地であることを知っている人は少ないかも知れませ