スマートフォンから無線ラン(Wi−Fi=ワイファイ)にアクセスする過程で、インターネットサイトへのアクセス用のIDや暗証番号、電子メールの内容などの個人情報が、「ハッカー」にそのまま漏洩されかねないことが、実験の結果、国内では初めて確認された。 UNIST(蔚山科学技術大学)・電気電子コンピューター工学部のソ・イソン教授の研究チームは先月28日、大学研究室で、「偽の無線乱へのアクセス装置」(以下、偽AP)を製作し、実験に参加した所属研究員や東亜(トンア)日報記者の情報をハッキングすることに成功した。 実験対象10ヶ所のうち、ダウムやヤフー、グーグル、フェイスブックのツイッターのホームページや、UNISTのホームページ、授業管理システム(ブラックバード)、さらには、情報通信産業の支援に向け設立された知識経済部傘下の情報通信産業振興院までが被害を受けた。自社内の暗号化システムを別途に設けている