衝撃のニュースが伝わってきました。 自転車ロードレース界ではクリーンなイメージを持つシュレク兄弟(レディオシャック)の兄、フランク・シュレクのドーピングコントロールで利尿剤(キシパミド=運動能力を向上させる禁止薬物の隠蔽作用がある)が検出され、UCIから勧告を受けたレディオシャックがフランク・シュレクのツール退去を決めたというもの。 現状ではAサンプルの結果がでた段階であり、Bサンプルの結果を確認してから最終的な処分が下されます。 この10年、他のスポーツ界から先行する形でドーピング撲滅の監視を強化してきた自転車ロードレース界は徐々にその取組の効果を発揮しはじめ、ここ数年でプロトンのクリーン度はかなり上がってきた(レーススピードはダウン)と言われていました。 今年のツール・ド・フランスでは、コフィディスに所属するレミー・ディグレゴリオが、アスタナ所属時代にドーピング製品の運搬を手伝ったと