J2のC大阪が、ドイツ2部に降格するハノーバーMF山口蛍(25)の獲得に乗り出すことが11日、分かった。 玉田稔社長(62)が「本人から『日本に戻りたい』という話を聞いている。本人が戻りたいなら、クラブとしては全力を尽くす」と明かした。既に山口はハノーバー側にもJリーグ復帰の意思を伝えた。
J2のC大阪・大熊清監督兼強化部長(51)が9日、大阪市内のクラブハウスを訪れ、日本代表MF山口蛍(25)に対して、ドイツ1部リーグのハノーバーなど複数の海外クラブが興味を示していることを認めた。「具体的に書面では来ていないが、そこ(ハノーバー)に限らず、話はあります」と明かした。 J1昇格プレーオフで敗退してから3日。同施設で自主トレを行った山口は今後について「何もないですよ」と多くを語らなかったが、昨オフも海外移籍を模索した経緯がある。大熊監督は近日中に会談することを示唆。期限も設けない意向を示した。 また、3試合限定で指揮を執った自身の後任人事について、強化部長を兼ねる大熊監督は「現場の監督が充実してやれる環境をつくる」と、10日にもクラブと話し合いの場を持つ意向。若手らの全体練習再開初日に、激動のオフが静かに始まった。 (小松真也)
あと3分だった。あと1点が足らなかった。C大阪は、1年でのJ1昇格は果たせなかった。天を仰ぎ、しゃがみ込む選手たち。MF関口はあふれ出る涙をこらえきれなかった。 後半15分、FW玉田圭司(35)が関口とのワンツーで抜け出し、最後は左足を伸ばしてゴール中央に突き刺した。J1昇格をたぐり寄せる先制点。しかし、J1に王手をかけていたのは27分間だけ。同42分に浴びた同点弾で、夢は一瞬で飛び散った。 「選手はよく頑張ってくれた。自分たちのサッカーをやり通してくれた。最後の最後、守備のコントロールができれば良かった。本当の意味でセレッソの底力が足りなかった」 リーグ最終節とPO2試合の3試合限定で指揮を執った大熊清監督(51)は、悔しさを押し殺した。先制点を挙げた玉田も「力不足。(得点しても)勝ててないので意味のないゴール」と言葉少なだった。 来季もJ2での戦いとなり、日本代表のMF山口蛍主将(25
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