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ブックマーク / diesixx.hatenablog.com (4)

  • ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own

    Kiki's Delivery Service/1989/JP 『魔女の宅急便』について書きたいと、かれこれ3年くらい思い続けていました。宮崎駿の監督作の中でも屈指の人気作だから、特別な思い入れを持つ人も多いとおもう。私なんかよりもずっと多くの回数を繰り返し見ている人だっているだろう。私がこの作品について深く考える直接のきっかけとなったのは宗教学者、島田裕巳の『映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方』を読んだことだ。『ローマの休日』や『スタンド・バイ・ミー』などの名作を「通過儀礼」という視点から分析することで、テーマやメッセージをつまびらかにする論評集で、映画(特にアメリカ映画)を読み解く格好のテキストになっている。そののなかに『魔女の宅急便』を扱った章がある。タイトルは「『魔女の宅急便』のジジはなぜ言葉を失ったままなのか?」。ここで島田は『魔女の宅急便』、ひいてはジブリ作品全般に

    ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own
    kaitoster
    kaitoster 2015/01/13
    『魔女の宅急便』ひさびさに見たくなったなあ・・・。
  • 『風立ちぬ』(宮崎駿) - Devil's Own

    "The Wind is Running"2013/JP ここ数週間、映画を見に行けば、ほとんど強制的に『風立ちぬ』の予告編を見せられたわけだが、それでも4分間の映像には並々ならぬ力を感じずにいられなかった。矢も盾もたまらずひさしぶりに公開初日に早起きして映画館に向かったのだった。結論からいうと私は『風立ちぬ』という作品の魅力がいまいちわかりませんでした。わからなかったのだけど、今後2度、3度と見るうちに何かが印象が変わるかもしれないという気もしている。とりあえず今の感想を書き留めておきたい。 『風立ちぬ』はゼロ戦の設計で知られる堀越二郎の半生に堀辰雄の小説『風立ちぬ』の物語を交えたフィクションです。小説『風立ちぬ』じたいが堀辰雄の実体験を基にしているので、この映画は同時代を生きたふたりの男の人生を組み合わせた物語といえる。さらにそこには、反戦主義者でありながら戦闘機にどうしようもなく魅か

    『風立ちぬ』(宮崎駿) - Devil's Own
    kaitoster
    kaitoster 2013/07/21
    『関東大震災にしても戦争にしても、この映画の中でまともに死が描かれるシーンはついぞ現れない。それが、なんだかどうしようもなく………気持ち悪い。』
  • 映画『先生を流産させる会』の改変問題について考える - Devil's Own

    内藤瑛亮監督の自主映画『先生を流産させる会』の一般公開が決まった。剣呑としたタイトルから公開は危ぶまれていたが何とかがんばってくれたようだ。私は昨年のカナザワ映画祭で大畑創監督の『へんげ』(こちらも公開が決定。大のつく傑作です。)と2立てで見て、このブログにも書いた。『先生を〜』は昨年の極私的な映画ベスト10の中に唯一ランクインした日映画である。よくできているとおもうし面白いので万人受けはともかく興味を持った人にはおすすめです。 公開決定とほぼ同時にネットでは批判の声が。予想通りというべきかタイトルが一人歩きするという現象が起こってしまった。 マジキチすぎる映画 『先生を流産させる会』劇場公開決定:キニ速 http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3317891.html 「まともな神経してたらこんなタイトルの映画みようと思わないよな」「こんな

    映画『先生を流産させる会』の改変問題について考える - Devil's Own
    kaitoster
    kaitoster 2012/03/12
    「なんか男子のイタズラだとつまんないって思ったんですね。そういう馬鹿な男子はいるだろうと。女子がそれをやると、ちょっと深いところまでいけるんじゃないか?と感じて、それで女子にしました」
  • 今すぐ使える!映画ドラえもん全作品レビュー - Devil's Own

    あけまして、ぼくドラえも…すみません発作が。あけましておめでとうございます。ダイシックスです。今年もよろしくおねがいします。 かねて予告していた通り年末に劇場映画ドラえもん全30作を見終えました。作品ごとにtwitterで感想をつぶやいていたのですが、140文字では表現しきれない部分もあるので、これを基にした全作レビューをまとめておきます。一応、これが私の感想文決定稿です。冬休みの宿題や受験の手引きなどにどしどし活用していただければいいかとおもいます。 後日追加:ネタバレ含みますので各自ご判断願います。 1.『恐竜』〜『大魔境』 「大長編ドラえもん」は映画化を前提とした連作シリーズで、第18作『ねじまき都市冒険記』まではほぼ毎年、藤子・F・不二雄自身の手で原作が描かれている(病床に伏していた1988年『パラレル西遊記』を除く)。藤子氏が手掛けた大長編を見たり読んだりしていると、その多くが「

    今すぐ使える!映画ドラえもん全作品レビュー - Devil's Own
    kaitoster
    kaitoster 2011/01/05
    確かに「鉄人兵団」までは神作レベルだったなー。「日本誕生」あたりからがっくり面白さが落ちたような気がする。
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