“自動車離れ”が進んでいるといわれる現代の若者。かつて若者だった世代と自動車に対して抱く気持ちに違いはあるのだろうか。 メルセデス・ベンツ日本の調査によると、都心在住の「若者」(18~30歳)と「昔の若者」(50歳以上)に「自家用車が欲しい(欲しかった)ですか?」と尋ねたところ、「欲しい(狂いそうになるほど欲しい+相当欲しい+まあ欲しい)」は若者では54.7%と、昔の若者の69.8%を下回った。 かつて憧れの商品だった自動車の購入意欲は減退しているようだが、昨今よく語られる「若者の自動車離れ」という言葉へのイメージを聞くと、「どうでもいい」(40.5%)や「マスコミがあおり過ぎ」(35.5%)という回答が多く、「重要な問題だ」ととらえている割合はわずか9.1%だった。 新旧の若者で自動車のイメージは異なっているのだろうか。いくつかの気持ちについて自動車に対して抱くか尋ねたところ、若者では「