闇工場で知的障害者を強制労働=暴力・無償、記者潜入で判明−中国 闇工場で知的障害者を強制労働=暴力・無償、記者潜入で判明−中国 【北京時事】7日付の中国紙・新京報によると、中国河南省の駐馬店市や鄭州市にある複数の闇れんが工場で、知的障害者が無報酬で強制労働させられ、暴力を受けるなど虐待されていた実態が明らかになった。地元警察は4日、工場に突入し、計約30人を救出したほか、複数の経営者を拘束した。 これは、知的障害者を装った河南テレビ局記者の潜入取材で判明。記者は8月中旬、駐馬店の駅で物乞いなどをしていると、男2人に闇れんが工場に連れていかれた。500元(約6000円)で売り渡され、3時間以上にわたり強制労働させられ、水を飲みたいと求めると、見張り役の工員らにベルトで体を殴られた。その後、記者は逃げ出した。 ある闇れんが工場では、知的障害者が食事や睡眠も不十分なまま、39度の高温下で働か