セイコーエプソンは12月1日、オフィスなどで使用した紙から新しい紙を生産できる小型の製紙機「PaperLab」を2016年内に商品化すると発表した。文書情報などを完全に抹消した上で、水不要で新しい紙を作れるという。 2.6(幅)×1.2(奥行き)×1.8(高さ)メートルとオフィスのバックヤードに設置できるサイズ。A4、A3の使用済みコピー紙を原料として、A4/A3サイズのオフィス用紙や色紙、名刺用紙など厚さの違う紙なども作れる。 使用済みの紙を入れ、開始ボタンを押せば約3分で1枚目の紙ができあがるという。A4用紙なら1分当たり14枚、1日8時間稼働させれば6720枚を生産できるとしている。