市民への発砲事件に端を発した、英国の暴動騒ぎ。発生地のトットナムからロンドンへと波及した暴動は、さらにバーミンガムやリバプールといった都市にも拡大を見せています。そして予想通りというべきか、「ソーシャルメディアが暴動の一因」的な報道が目に付くようになってきました: ■ 英暴動がリバプールなど地方に拡大、若者の高失業率も要因に (ロイター) 暴動はロンドン南部のほか、北西部のリバプールや西部のブリストルにも騒動は拡大。暴動に加わる若者たちの中には、襲撃の際に携帯電話やツイッターを使って連携を取る者もいる。 ちょうど今年1月に起きたチュニジア革命と比較して、「ソーシャルメディア革命」のネガティブ版として捉える向きもあるようです。しかしロイターの記事でも指摘されている通り、あくまでも原因となったのは、若年層が長年にわたって抱いてきた社会に対する不満であると捉えるべきでしょう。細かい話をすれば、ト
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