EMS、自由貿易区などを利用して、海外製品を中国向けに販売する越境ECに、またしても穏やかならぬ噂が立っています。これまでの「関税額(行郵税)50元以下までは免税」というルールが、近日中にも廃止されるのではないか?という情報が飛び交っているのです。 【噂となっている越境EC税制改革の内容とは?】 現時点では大きな変更点として、以下の3つが挙げられています。 1. これまでの貨物当たりの輸入金額上限を、1000元から2000元にアップする。但し、個人輸入総額の上限は、年間2万元までとする 2. 一般貿易において、実質取引価額(港着価格)に対する輸入増値税、消費税を、30%減免とする。ここにおいて大部分となる、消費税の影響を受けない製品は、 (従来)17%×(減免)0.7=(実質税率)11.9% の減税となる。 これに伴い、税収減を防ぐ調整の意味で、輸入増値税、消費税の免税規定を取り消す。即ち