中津川リコール 市民「ハコモノ行政」反発岐阜県中津川市の大山耕二市長（６１）に対する解職請求（リコール）運動で、新図書館建設などに反対する市民グループ「なかつがわ一新の会」は１９日、中間集計を発表し、住民投票の実施に必要な署名数（２万２４９２人）の１６％増にあたる２万６１０９人分を確保したことを明らかにした。２５日の収集期間終了まで１週間残して必要数を突破し、昨夏の名古屋市議会リコール運動を上回るペース。「ハコモノ行政」への批判に加え、「追い落とし」を狙う反市長派市議による選挙戦さながらの活動が後押ししている形だ。 ＪＲ中津川駅前の一角にあるスーパー跡地に、新図書館を建設する構想が持ち上がったのは２００９年７月だった。当初、地元企業が複合商業ビル建設を計画していたが、リーマン・ショックで頓挫。宙に浮いた土地を、市が約２億６０００万円で買い上げた。 来月着工し、１３年にオープンする予定だが、元の土地所有者が、市長の有力支援者だった
