作品紹介・あらすじ 本書は2004年に初版が刊行されて以来、ありがたいことに多くの読者を得ました。今回増補版を出すにあたって、まずは初版時から愛読してくれている先生の感想をご紹介します。 今日もあの本を読んでいました。冬休みに勉強会をする予定なので、その準備のためです。もう何度もくりかえし読み、手垢で薄汚れてきました。そのつど貼った付箋もボロボロです。ジャーナルとカンファランスの手法、逆さまデザイン、ルーブリック…あれもこれもやりたくなってきます。特にジャーナルとカンファランスは、教員に必須の技能ですね。 この本が出たときのインパクトはすごいものがありました。「いままで自分が求めていた教え方・授業の進め方の方向性が示されている!」と歓喜しました。教員生活2年目に「仮説実験授業」を試し、その後、左巻健男先生の本を読み、キャリア教育に力を入れ、「モラルジレンマ授業」を道徳で試し…と、いろいろや