フィッシング詐欺対策とマルウェア対策 Firefoxは、Googleが提供するSafe Browsing APIを利用して、ユーザーがフィッシング詐欺にあったり、マルウェア(悪意のあるソフトウェア) に汚染されたりすることを防いでいる。Firefox 3の時点でこのメカニズムは確立されており、Firefox 3.0.5ではAPIのバージョンをv2.1からv2.2に引き上げたが、その差はわずかだ。そして、Firefox 3.5は一連のメカニズムをそのまま引き継ぐ。 Firefoxのユーザーが偽装サイト*1(フィッシング詐欺サイト)として報告されているWebページにアクセスすると、警告画面が表示される。そこでは具体的な被害の例が示され、引き返すことを強く推奨される。マルウェアを配布する攻撃サイト*2でも同様だが、偽装サイトと違い、ページを読み込んでから警告画面を出しても、既にマルウェアのインス